11月17日 UBUGOE vol.7 感想

仕事終わりに観劇に行ってきました。

こみはるちゃん初の外仕事！！

贔屓目もあると思いますが物凄くよかったと思います。

前から4列目くらいで見れたので表情までバッチリ見ることが出来ました（≧∇≦）

受付でもらったチラシに名前と写真があるのを確認して改めて嬉しくなっちゃいました。

ショートストーリー5作品の朗読劇だったのですが、こみはるちゃんはその中の『西暦2500年の昔話』と『フィフティーン』に出演していました。

西暦2500年の昔話はおばあさんが子供にせがまれて寝物語を語るところから始まります。今よりずっと昔、天才科学者【おぼ小保方さん(笑)】によりSTAPを利用して新しい生命が誕生しました。

このSTAP細胞は他の動物と人間を掛け合わせることが出来コンドルと人間の掛け合わせで誕生したのがこみはるちゃん演じる【翔子ちゃん】。背中には羽が生えている設定でした。

15歳の翔子ちゃんは学校へ行くことになるのですが、背中の羽を決して見せてはいけないと母親のおぼ小保方さんと約束します。

最初は学校を楽しみにしていた翔子ちゃんですが、背中をめくろうとするいじめっこの男子や体育の着替えにこそこそしなければならない羽根を隠しての生活に苦痛を覚えるようになりついに学校に行きたくないと言い出します。

もう羽根を見せてスッキリしたいと訴える翔子ちゃん。母親のおぼ小保方さんは今はまだ駄目だと、今羽を見せたら化け物と呼ぶ人が必ず出てくる、でもいつかはそれが必要になる時が来ると説得します。

しかし翔子ちゃんは『いつかって何時？明日、1年後、十年後？そんなの待てないよ無理！』と叫びます。この時のこみはるちゃんの悲痛な叫びがすご～くよかったです。感情がダイレクトに伝わってきて練習したんだろうなぁというのがものすごく伝わってきました。

チャンスの順番はいつかくるってよくAKBで言われるじゃないですか、チャンスの順番がくるって信じて頑張っていてもいつ来るか分からない不安がたぶんどのメンバーにもあると思うんですが、この翔子ちゃんの「いつかって何時」っていう切実な叫びがその思いにリンクして聞こえてグッときました。

おぼ小保方さんは「誰か１人仲間が出来たら学校を辞めていいよ」と翔子ちゃんに告げます。翔子ちゃんもそれを了承して学校へ行くのですが、ここで事件がおきます。

翔子ちゃんの正体に気付いた近所の獣医(銃射)が翔子ちゃんを見世物にしてお金儲けをするためにおぼ小保方さんを殺害。

学校ではいじめっ子二人(タケシとヒロシ)のうちタケシが銃射に洗脳され、ヒロシが止めるのも聞かず翔子ちゃんの正体を言いふらし背中を見せろと騒ぎ立てます。

教室を飛び出していく翔子ちゃん、それをいじめっ子の片割れヒロシが追いかけます。

ヒロシは翔子ちゃんにタカシは少しおかしくなっているだけだから、俺が何とかするからと告げますが、翔子ちゃんは「いいよ本当のことだから」と背中の羽をヒロシに見せます。

驚くと思っていたヒロシは全く驚きませんでした。理由はヒロシもまたサイとの掛け合わせによって生み出された人間だったからです。

ここのヒロシと翔子ちゃんのやりとりも凄くよかったです。翔子ちゃんの「えっ？驚かないの」と言う台詞が上手く表現出来ないんですが凄く自然な感じでなんか本当に翔子ちゃんがそこに生きていて実在しているような感じがにじみ出てて、こみはるちゃんじゃなく翔子ちゃんって感じがしたんですよ！

うー、説明出来ない。語彙力ないのでお許しください。

そこに二人を捕えようと銃射が現れ、どうしようと悩む翔子ちゃんのところへ母親のおぼ小保方さんが「やっつけちゃえ」と現れます。

おぼ小保方さんはSTAP細胞の力で心臓が２個あり死んでいなかったのです。因みに２個目の心臓はお尻にある設定。

ヒロシと翔子ちゃんは力を合わせ銃射を倒し、仲間ができた翔子ちゃんは学校を辞めることを考え直しめでたしめでたし。

この翔子ちゃんが今の人間の祖先なんだよと告げるおばあさん、しかし子供は眠ってしまってました。

眠ってしまった子供に「羽をちゃんとズボンにしまいなさい」と語りかけるおばあさんの声が優しくて癒されました。

どうやらこの時代の人間は翔子ちゃんの祖先なんでみんな羽があるようですね。

説明が下手すぎてうまく伝わるか分からないんですが大筋こんな感じのお話でした。